パラメータとEdit Parameter#
パラメータはノードの入力値または構成設定です。ソケット型は何を渡せるか、Parameter Typeはどう編集するかを表します。ウィジェットを変えても計算の型や意味を勝手に変えません。
編集項目#
| 項目 | 意味 | 制約 |
|---|---|---|
| Name | 表示名 | 内部の接続IDと別。改名で接続し直さない |
| Socket Type | 入出力の型制約 | 対応する型のみ。固定型・導出型は理由を示す |
| Parameter Type | Tweeqの編集方法 | 現在の実際のウィジェットを表示 |
| Min / Max | 表示・操作の数値範囲 | Min<Max、有限値。処理上限がある場合はその内側のみ |
| Step | 初期刻み・感度 | 正の有限値。離散値には離散制約を維持 |
| Allow overshoot | 表示範囲を超える操作 | 数値UIのみ。処理上限と離散選択の制約は超えない |
| Processing limits | 演算・型から導出した上限 | 読み取り専用。表示名の変更でも上限は変わらない |
| AEへ公開 | ECPから編集する値 | 対応する実行時の値のみ。構成用の静的選択は除く |
適用前の編集は候補です。Applyで整合性を検査して一括保存します。閉じて開き直しても保存内容を復元し、失敗したApplyを成功と見せません。名前変更は型の変更可否と独立です。
ウィジェット#
現行の選択肢はNumber、Position、Angle、Color、Checkbox、Dropdown、Drum、Vec、Size、Complex、Cubic Bezier、Radio、Stringです。Sliderという重複した型は増やさず、数値のバー表示とドラッグはNumberで扱います。Complexなど内部実行表現向けの項目は、その型に対応する既存ノードだけで使用し、公開Value型を増やした意味にはしません。Parameter Typeは型名の一覧ではありません。
DropdownとDrumは同じ選択肢・同じ値の集合を別の操作で選びます。選択肢がない一般Floatに変える場合、有限の候補範囲を用意できなければ理由を示します。Booleanの場合はCheckbox/Dropdown/Drum/数値UIのどれでもfalse/trueのみです。
Enumの候補は型定義が持ちます。Numberへ変更して任意の整数を入力することはできません。 Stringは専用の文字編集欄で扱い、Enterで確定、Escapeで取消です。
Numberのドラッグ#
横方向で値を増減し、縦方向で一回のドラッグ中の感度を変えます。Edit ParameterのStepは初期値です。縦ドラッグ中は目盛りと遷移表示も感度へ追従します。放して次にドラッグしたときは初期感度へ戻ります。
Allow overshootがオフなら、Min/Maxはドラッグ中にも適用します。オンなら表示範囲を 超えるドラッグ・数値入力ができ、Tweeqの端の線で範囲外を示します。Stepは範囲外でも 維持し、処理上限は常に適用します。Boolean・Integer・列挙選択肢の離散制約は感度を 細かくしても破りません。Booleanに0.4を確定することはありません。
表示範囲とAllow overshootはワークスペースへ保存します。Processing limitsは保存せず、 CNLの型・演算から再導出します。現在はBoolean、整数の保存範囲、名前付き選択肢、 Box/GaussianのRadius/Sigma(0〜4096)、Radial/Vector BlurのSamples(1〜256)、JPEG品質(1〜100)、 MPEG-4 qscale(1〜31)、JPEG成分(0〜2)、byte mask(0〜255)、Buffer編集の有限予算、 Video Frameの正確な整数サンプル番号を扱います。数値型の有限候補を持つDropdown/Drumを Numberに変更した場合も選択番号の範囲とStep 1を保ち、整数型のStepは1以上の整数です。 Enumの候補コードは型定義に従い、連続した番号である必要はありません。 すべての演算の処理定義域を網羅したわけではありません。処理上限がある値に対して UI範囲をその外へ設定したApplyは受け付けません。
上限・下限まで大きくドラッグした後も、逆方向へ動かせばすぐに値が戻り始めます。 見えない範囲外ドラッグ量を蓄積して、長い距離を戻らないと値が変わらない状態にはしません。 Overshootがオンなら表示範囲の外を操作できますが、この戻り動作は処理上限でも維持します。 表示名だけを編集した場合、未指定の数値設定を推測値で固定せず、元の引数の既定値を保ちます。
Positionとオーバーレイ#
X/Yで軸を制限し、SはXとYが同時に増減する斜め方向の操作です。画面のY方向と値のY方向は別の座標系であることに注意します。オーバーレイはコントロールの上に重なり、元の文字を押し退けません。
AEへの公開#
公開した入力はECPの名前とウィジェットへ結び付けます。内部の管理用引数を利用しても、ユーザーのグラフへ新しい表示ノードを増やしません。プロパティ欄には外部接続としてAEのパラメータ経路を示します。公開解除はECPの対象行も非表示にします。
現行実装は予約されたネイティブ制御へ最大32個の値を公開します。型と公開スロットを保ったままAEの値を読み書きし、対応する制御でキーフレームを扱います。Enumは全候補コードが0〜16777216に収まる型を公開できます。StringのAEネイティブ制御への公開は未対応です。実機の操作・Undo・再表示の検証範囲は対応状況を確認してください。
AE Param Input — 外部プロパティを入力する#
AEタイムラインのPosition・Scale・Opacity・Colorなど、対応する数値プロパティをCNLの型付き入力として参照できます。CompNodeAEの書き込み可能なVisualノードワークスペースを開き、AE側でプロパティを選択して Window > CompNodeAE: Capture Selected Property を実行します(ユーザーが割り当てた場合はAlt+Fなど)。マウス横に小さい名前表示が現れたらノードキャンバスに移動し、ドロップした位置にParam Inputノードを作成します。Escでキャンセルできます。
異なるプロパティを複数選択した場合は、1つのParam Inputノードから各プロパティに対応する独立した出力ソケットを持ちます。ソケットごとにFloat・Vector2・Vector3・Color・Boolean・Enumの型と値が分かれます。CheckboxはBoolean、Dropdownは取得時の全候補を定義したEnumです。AEの選択レコードに同じプロパティが複数出ていても重複して出力しません。
ノードのInspectorには、Expose to After Effectsと同系統の読み取り専用フィールドで、各出力が参照するAEレイヤー・プロパティの経路が表示されます。入力値は取り込んだ瞬間の固定値ではなく、接続されている時のAEの現在の評価値です。接続を解除すると必要のないAEパラメータExpressionが非アクティブになり、同じ入力を再接続すると復帰します。失敗時はほかのプロパティへ推測で接続しません。
Outputへ使われていないParam Inputも型・候補・参照経路の表示を保ちます。配置しただけでレンダリング用のAE参照を要求しません。別のEnumの入力へ接続する場合は、Enum Mapで全候補の対応を指定します。
現時点の起動方式は「選択してコマンドを実行→ドロップ」です。AE標準のプロパティ行を直接ドラッグしただけで自動的に取り込む操作とは異なります。AEでのキャッシュ/MFR/AEP再読込などの検証状態は対応状況、候補と接続の規則はEnumを参照してください。