Data Wranglerのアクセスモデル#
Data WranglerはFieldの構成要素を同じ操作モデルで読み書きします。構成要素それぞれの保存上の意味と制約を維持します。
名前空間と参照#
| 対象 | アドレス | 読み出すもの | 書き込みの条件 |
|---|---|---|---|
| Value | セル番号 | 正確なValue型の成分 | セル型・成分数・保存範囲を維持 |
| Shape | Field全体 | 各軸のサンプル数 | セル数、Dimension、Coordinateと整合 |
| Dimension | 軸番号 | 軸名 | 一意・空でない・意味型の固定軸を維持 |
| Coordinate | 軸番号 | RegularまたはExplicit、単位、基準 | サンプル数・有限値・時間単調性を維持 |
| Value Name | Field全体 | 値集合の名前 | セル名やAttribute名へ解釈しない |
| Attribute | 完全一致の名前 | 型付き記述値 | Standardの型・適用先・値制約を維持 |
セル番号・軸番号は0始まりです。現在の連続保存形式では第0軸が最も速く変化します。これは軸の意味ではありません。存在しないセル・軸・Custom Attributeの読み取りは欠落として返します。Standard Attributeでは保存値を読む方法と、宣言された省略時の既定値も参照する方法を選べます。省略、Unknown、明示値を区別できます。
編集は一括確定#
読み取り対象のFieldは不変です。編集候補を作り、変更を蓄積してから全体を検証します。不正な候補は確定できず、元のFieldは変わりません。ShapeとCoordinateの途中だけが評価側に見えることはありません。
Attributeの削除も検証対象です。必須のAttributeを消した候補は確定できません。保存されたStandard値と、省略時の既定値を区別して参照できます。
Fieldの意味型を変更する場合は、値の型・Shapeを保持した明示的な解釈変更を使います。ImageからVideoへの変更など、次元数が変わる処理をこの操作へ紛れ込ませません。
現在の提供範囲#
型付きアクセスAPIと編集の一括検証は実装されています。専用のData Wranglerノード・CNLの書き込み構文・エディタはまだ提供していません。仮のスクリプト構文を実行可能なCNLとして掲載しません。
将来のCNL表面構文は、この参照モデルを既存の関数・スコープ・不変値の意味へ接続する必要があります。別の保存分類や、CNL検証を通らない任意メモリ書き換えは導入しません。